８月　初めての北海道、無謀にも旅行当日の３日前にカーフェリーに電話、偶然キャンセルがあったのか往路のみ有りと言う返事で、帰りは何とかなるだろうと思いとびつく。
　カーフェリーのパンフレットには敦賀〜小樽間３２時間とあり、敦賀出航が２３：３０なので午前７時半頃小樽到着予定だから、それから当地で宿を探せばよいと思っていたのですが、昨年より就航した新造船（すずらん）が２１時間に短縮されていて、翌日２０時３０分に到着するのを下船直前に知り、下船後予定外に、宿を求めて札幌に行く。
　札幌では、とりあえず食事をと言うことで車を駐車場に入れ、そこの管理人に「ラーメン横丁」を聞くが、管理人には「せっかく札幌に来たのだから寿司を食べなさい」と言われ、お勧めの寿司屋に行く。
　寿司屋で宿を尋ねたが適当なところがなく、北海道旅行の目的「地平線の見えるところ」はどこかを尋ねるがこれも知らないと言われた（自分で調べておくべきでしょうが突然旅行が決まったもので）。
　食事後、車で宿探し、偶然一軒目で空き室あり泊まることにする、浴場が広く露天風呂も印象的であった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　朝、早くも「地平線」をあきらめ、今年６月に開通した積丹半島一周に変更、昨年２月の「豊浜トンネル崩落事故」も忘れ一路「神威岬」に、その後は倶知安で一泊、長万部を通り函館に.。
　函館山には午前1時前に着き夜景を見る、函館で一泊、函館市内を観光し青森行きフェリーのキャンセル待ちで並ぶがスムースに乗船、当然満員、座る場所もなく甲板に出るが寒くてじーとしてられず船室に、満員でタバコ臭く再び甲板に、寒い・・・・・・・・数回繰り返す。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　初めての青森、駅前市場、魚が安い（特にマグロ）、帰り着く予定が立たないので買わずに出発、八甲田山を通り、「酸ヶ湯」を素通りし、奥入瀬では真夏なのに春のような浅い緑の葉をつけた木々と渓流のすばらしさに見とれ（助手席に座っていた人は眠っていた）十和田湖に。
　以後は、秋田、酒田、新潟を経て帰路に、新潟からの高速道路はまだ片側一車線でトンネルが多く、夜中に走行したのですが渋滞がひどかった。



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