8月  今回は恐山を目指して北陸道、今年も新潟のトンネルはまだ片側通行。青森までは、ただひたすら走る。駅前のホテルで一泊、下北半島の真ん中「恐山」へ。
 「恐山」はごつごつとした岩肌で草も木も生えない荒地だと思っていたが、現地に行ってまったくイメージが変わってしまった、それは緑豊かな山で、山頂付近にはカルデラ湖の宇曽利湖があり、三途の川も在り、犀の河原まである。境内に入ると硫黄の臭いが立ちこめ、この山が火山である事を思わせる。小さな溝には温泉が流れている、本殿をそれたところに行くと写真などでよく見かけるごつごつとした岩肌がある、しかしそれは全体から見るとごく一部でしかない。
 下山途中に薬研温泉に入る。本州最北端大間崎へマグロの一本釣りで有名らしい(知らなかった)、近くで烏賊様(いかさま)レースなるものをやっていた。
 仏ヶ浦の景観を船で見学し、八甲田山へ今回は酸ヶ湯に入湯、車も数多く駐車していたが、温泉の中もかなりの人で混んでいた、この酸ヶ湯の温泉の建物のすぐ横にある池らしきものが全体から湯気を立てている(1997年の写真)。
 今年も奥入瀬渓流へ。実は昨年寝ていたのでもう一度見たいと言う希望があったので再び「奥入瀬」へ、何箇所か車を止めて歩く
 十和田湖から気仙沼へ、気仙沼では「海の市」と言う「市場」と「リアスシャークミュージアム」と言うさめの博物館が同居した建物があり、そこでマグロを買う。
 平泉へ30年ほど前に一人車で来たことがあるが、ここは記憶とさほど変わっていなかった。
 東北自動車道を南へ、数回の渋滞を経験し首都高速をへて東名高速に入り帰路に。