今年は盆休みの1週間前、誘われたとはいえ自分の意思で初めて東京に行きました。これまで東京は、修学旅行、会社の慰安旅行、花巻からの帰り、の3回。
最初のときの印象は、修学旅行では定番の国会議事堂内見学。すでに東京タワーはできていたのですが行った覚えはありません。
2回目の印象はサンシャイン60からの景色だと思っていたのですが、サンシャイン60の竣工年や展望台からの風景を考えると、どうも勘違いで「霞が関ビル」だったようです。
3回目は2回目とさほど変わらない時期に花巻に友達の車を引き取りに行き、ついでに「アメ横」に行き、うろうろした記憶があります。
当時は東海道新幹線と東名神高速道路はあったものの、それ以外の新幹線や高速道路はなく、花巻を出て、仙台の伯父さんの家で1泊させてもらい、朝出て「平泉」を見学し東京の「アメ横」を見学し、大阪に着いたのは夜中だった。
今回上記の思い出はあるものの、地図上の事は一切調べもせず誘ってくれた人に一切お任せの旅行。
初日は新橋のホテルに到着後、3コースに分かれて見学に出る。私たちはこれといった当てもなく、とりあえず新宿へ。1日乗車券なども検討に入れていたのですが、JRは関西に比べて安いし、何回乗れるかわからないのでその都度乗車券を買うことにする。
山手線で新宿に行くことに決める。新橋からは「東京駅に行き、中央線で快速に乗るのが早い」と教えられてが、外回りでそのまま新宿に。
都庁に無料の展望台があるらしいのでそこに向かう。
都庁に向かう途中HALのビルや変わった建物を見る。
展望台は北と南があり南は4時半まで(?)北は10時半まで(?)(いずれも入館)だったように思う、着いたのが4時前後だったので、とりあえず南館へ。
東向きには今話題の「スカイツリー」が2/3ほどの高さができ(2010/8/8現在406m)、一段と目立つ存在になっていました。完成時は634mになる予定だそうです。
その後、北の展望台も見学し新宿駅に戻る。
都庁を出て、1階部分を歩いていると、来た時とは違う閉そく感があり地下を歩いている感じ。確かに歩いているところは1階部分なのだが、2階部分に道路や歩道を作り1階部分の屋根になっている。
地下とは異なった閉そく感があり、息苦しく感じた。信号があり、直射日光が照りつけても並木道の2階部分を歩く方が私には気持がよかった。
その後同じ参加者のもう1人会い、恵比寿ガーデンに食事に行く。
食事の後、東京タワーを見学に行く。東京の人なら考えられないコースかもしれないが、恵比寿から浜松町に行き、徒歩で東京タワーを目指す。
タワーの展望台を見学し再び徒歩で新橋のホテル目指す。途中、日比谷通りを歩いたけれど通りが広いのに暗い。
スムーズにホテルに着く。今日はよく歩いた。いつも付けている歩数計を見ると25,000歩を超えている、さすがに疲れた。
翌日朝汐留の日本テレビに行きドーナツを食べ予定を決める。今日は2組に分かれ行動し午後1時頃に巣鴨で会うことにする。
私たちは、上野の公園と思い出のある「アメ横」へ
ここでも
上野公園からもスカイツリーは目立つ存在に、そしてその横には
今日の目的地の1つ「アメ横」が。
しかしその「アメ横」は時間が早かったのか開いている店が少なく、地下の食品街にも活気がなかった。
そして、上野公園と言えばお決まりの西郷隆盛の銅像
雀が西郷さんの肩のあたりに留まっていたので、カメラを構えるとすぐに飛んで行ってしまった。ありきたりの写真になったので載せるつもりはなかったのですが、帯にかけた左側の物は何なんでしょうか。
次は六本木ヒルズへ
メトロ「日比谷線」で六本木に向かう。これも難なく目的地に着く。そして展望台に
1枚目の写真はるか地平線から飛び出た1筋の棒がスカイツリー
地理感覚のない東京で、ここ(六本木)から巣鴨までどれくらいの時間がかかるのかわからなかったが、とりあえず巣鴨に向かう。
地下鉄を代々木で乗り換え、山手線で巣鴨に。着いたときは1時を30分ほど過ぎていた。私は知らなかったのですが、おいしい餃子の店へ案内する予定を立ててくれていたらしく、そこから歩きだす。ぶらぶらと途中の店を見ながら歩いていたので、目的地に着いた時には、2時を少し回っていた。
そこの店の昼の営業時間は2時までで2時から夕方までは休憩時間だった。ということで餃子にはありつくことができなくて、讃岐うどんの店に入る。
巣鴨の名前は私たち関西人の年配者はプリズンでしか出てこない。そばいいた者に「巣鴨プリズンが無くなったのは知っているが、今は何になっているのか」と尋ねると、プリズン自体を知らないという。もっとも彼は関西人の若者だから知らなくても当然かもしれないが。
帰ってきて調べたら、何と私が勘違いをしていた「サンシャイン60」になっていた。
名前だけで巣鴨にあると思っていた「巣鴨プリズン」は池袋にあったのだ。
その後、みんなで浅草へ行く。
定番の写真。提灯の下金色の部分には現在は社名変更した「松下電器」の文字が。
仲見世を通り抜け、花屋敷の遊園地の横を通り、小さな甘党の店に入る。これも事前に調べて連れてきてくれたらしい。
そこで定番の「みつまめ」を注文すればよかったのでしょうが、前もっての知識がない私は「宇治金時」を頼んだ。
ここからが驚き。これを読んでくれる人はほとんど関西人だと思いますが「宇治金時」を注文して、真っ白なかき氷が出てきたらどう思いますか?そうです「おっちゃん蜜忘れてるよ」と言いたくなりますよね。
この店だけなのか、東京全部なのか、関東一円なのかわかりませんが、蜜の掛かっていない真っ白なかき氷が出てくるのです。
東北でかき氷を食べたときに、氷の上に砂糖をかけたいたことはあったが、何にも掛かっていないのは今回が初めてです。
横に添えてあるスプーンで氷を衝くとあっさりと中に沈んでいく。食べることなくほとんど消えていく。
中には抹茶の蜜とあんこは入っている。どうも抹茶の蜜とあんこを冷やすための氷で、食べるためのものではないらしい(訪ねたわけではない)。
少なくても関西人はこの店でかき氷を頼むと驚かされる。
この店の名前は知らなかったが観光案内書などにはよく掲載されている有名な店らしい。
私は不満を云っているのではありませんが文化の違いに驚かされました。
ただ、この店の「みつまめ」は大変おいしく、私も少し分けてもらい食べましたがこれには異存がありませんでした。
この後、また2手に分かれ、私たちは疲れてホテルに戻った。
ホテルに着き、一寝入りして目が覚めると7時近くだった。
夕食を食べに行き、この日の歩数計を見ると27,000歩を超えていた。少し足が張った感じがする。
おやすみなさい。
最終日、この日は完全に案内人に同行。とは言え朝食は別行動。
朝食後、東京駅に行き、荷物を駅内のコインロッカーに預け中央線で私たちは吉祥寺へ。
てくてくと歩く。私には目的地が分かっていないのでひたすら歩く、すると公園に出る。その公園は「井の頭公園」池がありボートに乗れる。手漕ぎのボートや足漕ぎのボート、もちろん白鳥のボートも。しかし、取り立てて何ということのない公園。何が面白いのかわからないが、ボートに乗る。
30分も漕ぐと汗が噴き出てきた。ボートを降りて自販機でお茶を買う。少し坂道を登った所の左手に焼き鳥屋があり
名前は書かなくても写真の通り。12時に開店らしく、ちょうど開店したとこだった。
そこに入り焼き鳥、シューマイ、ギョーザなどを注文する。
これまた、私は全く知らないのですが、私たちの青春時代に流行した「青春ドラマ」の舞台になったところなのだそうです。
この公園や焼き鳥屋が。
それでここを選んで連れてきてくれたようです。ひょとしたらどんなドラマだったか覚えておられる方もいらっしゃるかも。
その次はハンバーガーの店「ビレッジ・バンガード」でハンバーガーを食べる。
その店の名前を聞くとジャズファンにはニューヨークのライブハウスの名前が重なってくるのですが少し狭いウエスタン調の店でした。
これは内容はともかくジャズ好きの私のために案内したのかも。
次は「中野」に、もう1組は別行動。中野で降り「ブロードウエイ」なる店に行く。何やら変わった店が。
このサイトの読者に「まんだらけ」と書いても理解する人は少ないでしょうがマニアックな店がたくさん入っている。「ブロードウエイ」の中に「ハリウッド」もあるが中には女性向けの「洋品店」や地下には「西友」や食料品の市場が入っている。わけのわからない店舗。
一通り見終わって、JR吉祥寺へそこで先ほど分かれた組と合流。
合流した組の手にはドーナッツが、またまた行列のできる所のドーナッツらしい。
東京駅に帰りつく。そこで土産物を買うためうろうろとしていると
こんなものが目に入ってきた。四角い西瓜はよく見かけるのですが、瓢箪型の西瓜は初めてです。さすが千疋屋さん。
売り物ではないようでした。
今回の東京旅行はこれでおしまい。
今回の感想は東京のJRの列車の本数の多さ。ほとんどホームで待つことなく電車が来たこと。それ故、席に座れることが多かった(通勤時間帯は経験していない)。
関東平野が広いこと。それゆえスカイツリーの様に高い電波塔を立たなければならない事。大阪なら生駒山(646m)に20mぐらいの鉄塔で済むのに。
大阪の皆さんがおっしゃるほど人が多いとは感じなかったこと。
東京は行きたくない都市だったけれど特に意識する必要のない街であること。
など私には勉強になった旅行でした。
そうそう、3日目の歩数計は22,000歩を超えていました。