4月

 計画通り「関沢」で降り南陽を経て、上山に入り近くに温泉があるらしいので探す、温泉街はすぐに見つかったのですが、駐車場所が見当たらず探していると商店街と写真の「下大湯」の共同無料駐車場が見つかったのでそこへ駐車「下大湯」に入る、入湯料80円を払う、洗髪料は70円と書いてある。中に貼ってある新聞に掲載された記事の拡大版には入浴料50円洗髪料50円となっていたが、新聞の日付は1999年になっていた。
 そんな金額なので、設備には期待できないと思っていたが、思い通りであった。ただしお湯は良かった。
 この温泉街には7つの公衆浴場があるらしいがやはり同じ金額で入れるようだ。

 寄り道を続けながら、やっと夕方6時ごろ新発田市に到着、すし屋に入る、といっても回転・・・、一皿120円、150円、180円、240円、350円、500円、850円と色々、回転しないすし屋もこれ位の処があるのでは。ともかく食ス。全ての色の皿を食べたが(皿そのものを食べたわけではない)、850円の皿の上にまだ竹で作った台が載っていてその上にあった本マグロの大とろ(店には書いたあった)は美味しかった。
 ガソリンを入れ「聖籠・新発田に乗ったのは午後7時。
 我が家に帰り着いたのは午前6時ごろ、2310Km(車のメーターでは)の旅でした。


関川温泉 天童温泉 銀山温泉 鬼首温泉 角館 田沢湖 乳頭温泉郷鶴の湯) 小岩井農場 盛岡 東和温泉 宮沢賢治記念館 厳美渓 山上温泉 新発田


                   



        

 「春の大谷ウオーク」の名につられて、ツアーに参加、30日宇奈月からトロッコ電車で欅平往復、「越中山田温泉」泊。
 翌日つまり5月1日(この日からは、観光客が増えて「大谷ウオーク」はできないとのこと)良く調べればよかった。とにかく出発、バスで立山へ、立山ケーブルにて「美女平」そこから高原バスで「室堂」到着、そこでトロリーバスに乗り換え、しかし約1時間の時間待ち、ガイドは自己責任で「大谷ウオーク」体験しても良いとの事、早速体験する事にした、2〜3分も歩けばすぐ写真の所に出る。
 写真には無用な被写体が写っていますが、人物が無ければ高さが分からないのであえて!!

 トロリーバスで「大観峰」着、またロープウエイで、「黒部平」着、また地下ケーブルカーと乗り換えて「黒部湖」着、徒歩にて待望の「黒部ダム」(黒四)に到着この時期ダムは放水はしておらず、下流側には雪が残っていたが、一部不自然に雪が無く湯気が出ていたので、そこには多分温泉が沸いているのでしょう。
 黒部ダム(第4)からは、トロリーバスで長野県「扇沢」に、そして帰路に着く。
 余談ですが、マイカーで同じコースをたどると「立山」(富山県)から「扇沢」(長野県)または逆コースを車だけを迂回してくれるサービスがあるのですが、料金を尋ねたら予約状況や時期でも違うそうですが、3万円ぐらいだそうです。
 立山から乗り継いで「扇沢」に付くまではそれぞれの乗り物代は700円、1650円、2100円、1260円、840円で合計6550円かかります。(平成14年5月現在)

宇奈月 トロッコ電車 欅平 越中山田温泉 立山 美女平 大谷ウオーク 室堂 大観峰 黒部平 黒部ダム 扇沢


8月

 翌日、「天童温泉」にある「水車生そば」は「そば」は全て100%そば粉で作ってあり食べてみようと言う事になり入店 店内に入るとかなりのこだわりがあるようで、いろいろ説明が書いてあった。
 店は10時開店であったが私たちは10時半頃入店し、先客は1組あり、 「ざるそば」630円 「板そば」(2〜3人前)1200円としてあったので「板そば」は食べきれないと思い、「ざるそば」を注文。
 店内はすぐに混雑し、11人の団体も登場、席を変わる。

 待つ事数分??? 100%そば粉の「ざるそば」にありつく。
 一斉に茹でたのか、ほとんどの客に注文の品が届く。 ともかく、美味しかった。

 昨年泊まった「東根温泉」を通り、秘湯「銀山温泉」へ、時間的に悪く日帰り入湯できず、公衆浴場も在ったが男湯は湯舟にお湯はあり、脱衣場も在り1人の方が入湯しておられたが、洗い場の水道施設が無く、湯舟に入る開きの扉には「取っ手」も無く、女湯には「お湯」さえも無かったらしいので入湯をあきらめる。ただし公衆浴場は無料のようであった。

 道路に面して設置してある「足湯」に足を浸す、もちろん無料。これで入湯した気分。
 温泉街を奥へと歩いていくと此処にも100%のそばがあったただし1日30食限定、値段は分からなかった。
 更に行くと途中に「夏しらず」と言う坑道跡の前に出る、確かにその坑道口に立つと涼しい風が吹いてくる。また山道を奥へ行くと銀を採掘した坑道に出る、火と水の温度差を利用して岩にひびをいれて掘り進んだらしい。公開されている坑道部分は短いものでした。

 銀山温泉を後にして、昨年入湯した鳴子温泉がある鳴子温泉郷の中の「鬼首(おにこうべ)温泉」に行く。
 目的は間欠泉見学が第一で、もちろん入湯と宿泊も、第一目的は写真の通り、この「弁天」と言う間欠泉は20分から25分間隔で吹き上がるそうです。もう一箇所間欠泉があるが吹き上げる時間は短いものの、これよりも吹き上げる高さが低い。。この間欠泉は私有地にあるらしく、入場料なのか見学料なのか400円を支払った、ただし400円を支払えば、入場した人ならば誰でも覗ける、常時吹き上げている温泉を利用した露天風呂には入れるようである。誰も入っていなかったが・・
 宿泊も決まり、入湯を済まし一日終了。

 朝7時過ぎに出発.。角館に着く、元武家屋敷の「青柳家」を見学。西郷隆盛の写真を見る。その写真からは「西郷さんの銅像」や一般に広まっている「西郷さん」のイメージは想像できない。
 上の写真は武家屋敷通りに茂る天然記念物「枝垂桜」群、約400本あるらしい。起源は京都八坂神社の3本の苗木だそうです。
 八坂神社の裏の円山公園にある1本の枝垂桜でも咲いた時は見事な物ですが、此処では夏の花の無いこの時期でも圧倒されるのですから、さぞ春の花が咲く頃は見事な物でしょう、その時期に一度は訪れてみたいものです。

 又第2駐車場になっていた桧木内川の堤にも大きなソメイヨシノの桜並木が在った、此処も天念記念物に指定されているようです。
 次に目指したのは田沢湖、日本一深い湖、水深423.4m、黄金色の「辰子」像、写真は撮ってきたが省略、ここでも「田沢湖プリンスホテル」の「ざるそば」を食べる、「そば」の看板を上げ「そば」を売り物にした店のわりには、申し訳ないが美味しくは無かった。また、「とろろそば」は温いそばの上にとろろがかかっていた。

 食の事は忘れ一路「乳頭温泉郷」の秘湯「鶴の湯温泉」へ国道を離れ町道か村道かに入り(県道ではないと思う)更に私道と思われる道に入る。その私道はかなりの距離があり、約3分の2は舗装がされていたが残りはかなりひどい地道であった。
 お盆休みのせいか、かなりの混雑、俗に言う「芋の子を洗う」状態
これで人が少なければ、趣もありいい温泉なのだが、「秘湯」は「人」の間違いかも。
 とは言いつつも入湯、男湯の露天風呂は内湯を一旦外に出て、そんな混雑をした人の中を裸でタオルで前を隠し歩いていかなければならない、当然そんな勇気も、人に見せる裸体も持ち合わせていないので露天風呂はパス。
 

 小岩井牧場着、着いたのが夕方だったので500円の入場料は不要だった。中でソフトクリームを食べ、みやげ物を買う。
 写真はD51の蒸気機関車を先頭に客車をホテルにした小岩井牧場内の施設。

写真にリンクがあります

 その後、盛岡へJR盛岡駅の壁面にはひらがなで「もりおか」 啄木と書かれていた。
盛岡に来たら「冷麺」、何処の冷麺が美味しいのか分からず、コンビニの店員に聞くと写真の店を教えてくれた
 個人の嗜好もあるので数人に聞こうかとも思ったが、名前が面白いので行ってみる事にした。
 待ち時間20〜25分といわれたが、実際にはもう少し待つ、これが大失敗で次の目的地の入湯時間に間に合わず、夜の入湯できず。
 しかし、焼肉と冷麺は食べる。「これが盛岡の冷麺か!!」大阪の焼肉店で食べるのとは少し違っていた、違いの程は、あなたが直接盛岡に行って食べるか、私に直接会って聞いてください。

 宿泊所を求め花巻市の隣、東和町泊、隣(写真)の東和温泉は朝風呂を営業しており、朝7:00に入湯、朝風呂もいいもんだ。

 東和町を朝8時に出発し、開館時間を心配しながら「宮沢賢治記念館」へ8:20頃到着、森の中の静かな所、大阪では考えられないが8:30開館「宮沢賢治イーハトーブ館」を見学、宮沢賢治の童話の世界を学ぶ。

次に「宮沢賢治記念館」に入る。
 宮沢賢治のことをいろいろ学ぶが、一番記憶に残ったのは小岩井農場が小野、岩崎、井上の3人の頭文字を取って名付けたと書かれていたこと。

 そこそこに次なる目的地に出発。

 東北自動車道「花巻南」から「一関」へ、降りてから少しの時間で「厳美渓」到着、観光客は風光明媚な「厳美渓」よりも「だんご」に!
 写真で分かるようにほとんどの人が屋根の下に集まっているのですが、何も此処で見る景色が好いのではないのです、 此処で「だんご」を食べているのです。

 此処から川の対岸にある「郭公屋」(かつこうや)と言う「だんご屋」までロープが張られ、3本セットのだんご一人前300円に個数をかけた金額をかごに入れ木槌で板をたたくと、かごが引き上げられ、代わりにだんごとお茶が送られてくる(何のことは無い、屋号の「郭公屋」は「滑降屋」に他ならない)。 かくいう私たちも、同じことを体験し、2人前を買おうとしたのですが、あいにく千円札しかなく札を入れ木槌で板をたたき、右手で指2本を出すとだんご屋は大きく数字の2を書いたのでうなづいたら、だんご2セットとお茶、お釣りが入っていた.。
 対岸の「だんご屋」へはすぐ近くの橋(一枚上の写真を撮った所)を渡れば此処から2,3分で行けるのですが、ほとんどの人が店には行かず此処で注文をし食べていたようです。
 東北自動車道の混雑は経験済みなので、新発田市に出て北陸自動車道を帰ろうと、とりあえず「一関」に戻り東北自動車道「一関」から仙台を超え村田ジャンクションから山形自動車道を「関沢」で降り南陽市を通り・・・・と計画。しかし「一関」から「村田」の間で既に渋滞、なんとか渋滞を越え山形道に入ると、片側1車線道路があるにもかかわらず車はすいすい。

 今年の盆休みは旅行に行こうか、止めようか最後まで迷ったが、14日に京都に行かなければならない用事があったのでそれをきっかけに出かける事にした。
 何時もながら無計画な旅行、名神「京都東」から今年は北陸道は少し延び正確には日本海東北道「聖籠・新発田
まで走り、そのまま「関川温泉」まで行き入湯、今回は入湯の旅に決定。